トップページ > 賃貸物件を選ぶ前に

賃貸物件を選ぶ前に

賃貸物件を借りることになった場合には、どのように物件の選定を行うべきでしょうか。

人によって、こだわるポイントは違うと思いますが、この記事では選ぶ前にどのようなことを決めておくべきかなど、事前の準備に関してみていきます。

 

(物件の種類)

まずは、賃貸物件といっても、借りる時の家族構成などで住む家のタイプを決めるべきです。

 

大体、物件は「一戸建て」「マンション」「アパート」にわけることができます。

 

一戸建てのメリットとしては、一戸建てのメリットとしてはマンションやアパートとは違い、隣や上下に住民が密接していないので、比較的自由に暮らせます。

 

生活において近隣住民とのトラブルというのは、もっとも精神をすり減らすことといえるはずです。

騒音や匂い、挨拶などにおいて一度こじれてしまったら、快適な生活というのは望むことは出来ません。

 

そういう意味で一戸建ては最適です。

 

また、敷地に庭があり、植物や動物の飼育が出来るということ。

大抵の物件には広さに違いが違いがありますが、駐車場も完備されているので、犬を飼いたい、交通手段で車を使いたいという場合にはいいでしょう。

 

そして、賃貸マンションのメリットは家賃が一戸建てよりも比較的安いということ。

子供がいない、少ない、まだ小さいといった世帯ならば一戸建ては広すぎてマンションはちょうどよい広さであるということです。

 

また、築年数が新しく設備が整っていれば、バスルームやキッチンなどが電化であったり、最新のものが導入されているもの多く、宅配ボックスなどオートロックといった生活に便利で安全なサービスもあります。

 

また、アパートとマンションの違いはその構造であり、マンションはアパートよりも高層で、耐火構造となっているので、もしも火事になったときのことを考えておくのもよいでしょう。

 

低層階では関係がありませんが、高層階における展望の素晴らしさもメリットの一つです。

 

ただ、デメリットとして修繕などのメンテナンスを行うために管理費などを支払う必要があり、家賃での比較検討をする際には、きちんとそれも踏まえておきましょう。

そして、高層階では風などの問題で窓を開けることが出来ないという場合があり、洗濯物を室内で干すといった不自由があります。

 

アパートは、木造や軽量鉄骨といった準耐火構造の低層物件というのが一般的な定義です。

物件によっては風呂やトイレなどが共同であったりなかったりするものもあります。

また、部屋も1K~2DKといった小さい部屋割りであることも特徴です。

 

したがって物件の性質上、一戸建て、マンションよりも家賃は安く、単身世帯などに好まれます。

 

厳密に法律でマンションとアパートの違いはなく、どちらも共同住宅ですが、一番は大きな違いは「マンションは鉄筋コンクリート、3階建て以上」「アパートは木造、軽量鉄骨、3階建てまで」となります。

 

ですから、一戸建て、マンション、アパートと比較すると、一戸建ては家族が多い、子供が大きいといった場合に、マンションは家族が少ない、子供が小さい場合に、アパートは夫婦、独身といった場合に選ぶといいでしょう。

 

ただし、上記の通りペットが飼いたい、家具や収集物がありマンションなどには入りきらないといった個人個人の事情も検討する際に考慮することになるので、家族の人数などは絶対的な比較のポイントではありませんが。

 

(家賃)

物件を借りたいならば、月々の家賃を支払わなければなりません。

 

一般的な基準としていわれているのが、給料の3割程度とされています。

ただし、純粋に家賃だけで居住できるかというと、駐車場代、共益費、管理費といったプラスアルファの費用も必要です。

 

また、給料といっても税金などで差し引かれる分を覗いた可処分所得で考えるべきであり、そこにローン、子供の養育費なども考えて、家計に、そして将来のための貯蓄がきちんと出来るような計画を立てて、希望の家賃を設定するべきです。

 

(立地)

通勤・通学をする場合には、立地条件も考えておくべきです。

まずは電車、バスでどの程度の範囲か、さらに駅、バス停からどのくらいの距離かといったことを決めておきます。

 

家賃が安いからと郊外すぎると、毎日往復何時間もかけて通うこととなり疲労がたまっていくこともあり得ます。

 

ですから、通勤・通学がしやすいところか。

周辺にショッピングセンター、病院などの生活に必要な環境がそろっているのかをみるべきです。

 

物件でよく使われる徒歩X分という表記がありますが、歩行時間を80m/分というのが基準になっています。

ですから、より駅・バス停までの正確な距離をしりたいならば、この基準から計算してください。

 

(築年数)

今年になってからも大きな地震があったように、日本は地震とともにある国です。

首都圏では関東大震災以来80年以上大地震がありませんが、いつ地震が来てもおかしくはありません。

 

そのためにあるのが耐震設計です。

 

古ければ古いほど老朽化が心配されますが、それと同時に古い耐震基準で建てられた物件があるということも考慮しなければなりません。

 

特にアパートなどでは古い木造建築などがありますが、1985年に建築基準法において耐震基準が強化されたため、それ以前の物件ではそれ以降の物件に比べて弱い耐震設計といわれています。

 

阪神淡路大震災においては、新耐震基準の建物の倒壊率が1割強であるということです。

 

そういうことを踏まえて、安全に過ごせる物件を選ぶというのは重要です。

 

また、何年か前に問題になったアスベストにおいても、古い物件では使われている可能性もあります。

そのことも考慮すべきでしょう。

 

そういった、物件の安全性とは別に、綺麗な物件に住みたいということも当然の気持ちです。

ただ、築年数がたっている物件でもリフォーム、リノベーションといった工事により手を加えている場合には築年数が新しい物件に遜色ない内装、設備が整っています。

 

物件探しには、先入観ではなく、柔軟な思考をもってみることをオススメします。

 

(設備・仕様)

たとえば、一戸建てならば光熱費の削減でエコにもなるオール電化住宅、マンションであれば駐車場完備や常時接続のネット回線などの設備が整っていることがあげられます。

 

また、構造において外からの騒音を遮断し、室内の音を外に漏らさない遮音性も重要なポイントです。

一戸建てであれば、あまり気にしないでも住みますが、アパート、マンションのような共同住宅にはプライバシーの保護のためにも、近隣住民とのトラブルを防ぐために重要なポイントです。